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2023年07月21日

スタッフブログ:相続手続きの基本について[31](相続・遺言の相談は帯広の中田司法書士事務所へ)

相続・生前対策関係

 

相続手続きにおいて必要な手続の書類の種類とその作成方法についてお話します。

相続手続きには戸籍謄本や印鑑証明書、

相続税申告書など、相続手続きに必要な書類があります。

 

相続手続きにおいて、避けて通れないのが「相続税の申告」です。

相続税は、相続人が亡くなった人(被相続人)から相続した財産に対して課税される税金です。

 

・相続税の申告

相続税の申告は法律によって義務付けられていますが、

全ての相続人が申告を行う必要はありません。

相続税の申告が必要な人は、相続財産の評価額や相続人などによって異なります。

 

亡くなった人(被相続人)から相続などによって

『財産を取得した人それぞれの課税価格の合計』が

『遺産に係る基礎控除額』を超える場合、

その財産を取得した人は、相続税の申告をする必要があります。

 

『財産を取得した人それぞれの課税価格の合計』とは、

[相続税が課税される財産]の価格の合計額から

[相続財産から控除できる債務と葬式費用]の合計額を差し引いた金額をいいます。

 

[相続税が課税される財産]

①亡くなった人(被相続人)が死亡時点で所有していた財産

②みなし相続財産(退職金など)

③相続時精算課税適用財産、

④相続開始前3年以内に取得した暦年課税適用財産

 

[相続財産から控除できる債務と葬式費用]

①亡くなった人(被相続人)の債務

借金、未払金などのほか、納めなければならない税金で未納付のものも含まれます。

②相続人が負担した亡くなった人(被相続人)の葬式費用

お寺や葬儀社などへの支払、お通夜しに要した費用です。

 

次回へ続きます!

最後までお読みいただき、誠にありがとうございます(^^)/

 
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